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2005.09.24

J-WAVE「THE DAYS」ゲスト前刀氏(4日目)

J-WAVE「THE DAYS」
聞き手:小山薫堂/ゲスト:前刀禎明(敬称略)
2005年9月22日ON AIR(4日目)

小山: 前刀さんはずーっとパソコンは
Mac派だったんですか?
Windows派だったんですか?
前刀: 一番最初に買ったパソコンが
MacのSE。
小山: 僕も同じだ。
前刀: 高かったでしょ。
小山: 高かったですよ。
150万でしたっけ。
前刀: なんかもう、そうそうそう。
小山: かわいかったですよね。
前刀: かわいいですよね。
今も僕、ありますよ。
小山: 僕もウチに飾ってありますよ。
前刀: そうそう、オブジェですよね。
小山: オブジェとしてはもう最高のオブジェで。
前刀: あんなカッコイイものはないですよね。

Appleはですね、
ライブドアの民事再生の手続きをやって
ちょうどそれを終えたのが
2003年の9月に全部の手続きを
終えたんですね。

とはいえ食っていかなきゃいけない。
個人でアドバイザーとか
コンサルティングとかの
仕事を請け負ってやっていて
その時にたまたまヘッドハンターから
「Appleでこんな話あるんだけど
 興味あるか?」
って、
だいたい人の会社で働くの向いてない方なので
「いやぁ...ちょっとね」
って、ま、とにかく話だけ聞いてくれ
っていうんで、で、聞いて、
何人かの人に会ったんですね。

ちょうど2003年っていうのは
個人的にはですよ、
Macのシェアがどんどん減ってたもんですから
これ大好きなAppleが日本から
いなくなっちゃうかもしれないって
思ってたんですよ、個人的に。

そしたら、11月の末に
なんとApple社の銀座がオープンしたんですよ。
ビックリしてですね、
「これはスゴイな。
 これは実はAppleって
 まだ日本でやる気あるな」
と思ったんですよね。

それで何人かの人と話をして
最終的には3月にですね、
Steve Jobsに会う事になったんですけど
アメリカに飛んでですね、彼と話をして
「日本の事をどう思うんだ?」ってことと
あと「どんな可能性があるんだ」って話をして
そしたらなんと彼、即OKを出したんですよ。
それが面接なんですよ。

じゃあ入ってもいいかなって思ったんだけど
その、自分で仕事をいくつかやっていたので
早くても5月に入ってからかな
って話をしてたんですね。

そしたら3月の終わりに例のiPod miniが
ホントは4月発売だったんです、日本で。
これが7月まで延期になったんですね。
延期になって
「おっ!コレはチャンスだと
 延期された事を逆に、
 逆手にとって大ヒットさせてやろう」
と思ったんですよ。

で、4月の1日にですね、
アメリカの役員の一人が日本に来て
話をしてくれて、木曜日だったんですね
よく覚えてるんですけどね、
Phill(Phill Schiller氏と思われます)
って人間だったんですけど
その彼にですね、
「俺ね、来週の月曜日から始めるよ」
って突然、言って。

それまで日本の社員、誰も知らなかったの。
私が来るってことを。
一週間、みんなと会って。
二週間目、三週間目にアメリカに飛んだんですよ。
アメリカにいる間にミーティングを
約50くらいこなしましたね。
100人以上と会いましたね。
それをやって、戻って来て
iPod miniのいかに当てるのか
って戦略を練り直して。
小山: 一番、前刀さんが仕掛けた中で
コレは一番うまく行ったな
っていうのは?
前刀: デジタルとか技術のにおいを消して
とにかくファッションアイテムって
アプローチなんですね。

ですから例えばバーニーズニューヨークの
ウィンドウディスプレイに
洋服とコーディネートして出すとか
こういうアプローチを
すごくやったんですよね。

あとファッション誌に
取り上げてもらったりとか。
小山: でも、ツイてましたよね?
前刀: うん。
ツイてるんですよ。
小山: 商品が一番どん底のときに
言われるのと、ちょうどこう。
前刀: そうなんですよ。
あの、人生波瀾万丈なんですけどね、
人並み外れて振れ幅が激しいんですけども。

ホントにこう、
Right Place,Right timing
っていうんですか、なんかこう、
ギリギリの所でですね、
勝てるって言いますかね、
イイ所にいられるっていうのと
あと、なんかね、
人とのめぐり逢いも含めて
すべてそうなんですけど鼻が利くって
言われるんですよ。

イイ所にいるんですよ(笑)
小山: でも、チャンスを絶対、逃してない
っていうのがあるんじゃないですか?
前刀: それがなんとなく、
コレがチャンスかどうかっていうのが
感覚的にわかるんですよね。
小山: それ、大きいですよね。
僕、いままで色んなチャンスを
逃してきたなっていっぱいありますもん。
前刀: それは百発百中じゃないから
私もありますよ。
今思えば。

だから、そういう意味では
考え方としては「たられば」の世界は
なくて今が最高なワケですよ。
絶対、1年前よりも今日だし、
昨日より今日だし。
っていうことはですよ、
今日より明日だし、今日より1年後だし
今日より5年後10年後なんですよ。

絶対、もっと幸せになってやる
って思えるワケですよ。
小山: ほぉ、いいですね。
その前向きな。
前刀: (笑)
いい加減なっていうか
楽天的なっていうか。
それだけなんですけどね。
小山: へぇ、そうなんですか。

ON AIR曲
  TAKE 6/JUST IN TIME Just In Time

Amazon.co.jp
Feels Good
Feels Good
posted with amazlet
テイク・シックス
エイベックス・
マーケティング・
コミュニケーションズ
(2005/09/14)

まんぼのひとりごと
 #iPod miniリリース直後、
  カラー毎の特設サイトがあったけど
  前刀氏のアイディアだったのかな。
  デジタルオーディオっていうと
  どちらかというと男性向けな
  宣伝戦略をしがちだけどアレは当時、
  おっ!って思いました。

  >> 「THE DAYS」(1日目)
  >> 「THE DAYS」(2日目)
  >> 「THE DAYS」(3日目)



スティーブ・ジョブズの再臨世界を求めた男の失脚、挫折、そして復活
アラン デウッチマン
Alan Deutschman
大谷 和利
毎日コミュニケーションズ
(2001/02)

Icon: Steve Jobs, The Greatest Second Act In The History Of Business
Jeffrey S. Young
William L. Simon
John Wiley & Sons Inc
(2005/05/13)

The Second Coming of Steve Jobs
Alan Deutschman
Broadway Books
(2001/09/11)

Apple II 1976-1986―Hello.again
柴田 文彦 湯本 大久
西村 俊一 林 伸夫
大谷 和利
毎日コミュニケーションズ
(2004/12)

Macintosh Museum
柴田 文彦
マックパワー編集部
アスキー (2004/09/17)



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